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オールアース住宅とは?

“電気の負荷を軽減した”ストレスフリーな住まい

「アース(接地)」※は、機器の誤作動や人体の感電を防止するための電気の逃げ道のことです。このアースを利用して、電気を使うと発生する「電磁波」を大地へ逃がし、私たちの身体への伝搬を抑制するのが「住まいの電磁波対策」です。アースを取って、電磁波の発生を抑えます。さらにユニカでは、身体に影響があるといわれているノイズ対策も併せて行います。

※アース(接地)
感電や機器の誤作動を防止するために電気の逃げ道をつくること。イギリスでは「グラウンド」と言われます。
“電気の負荷を軽減した”ストレスフリーな住まい

オールアースってどんなこと?

オールアースとは、建物の床、壁、天井の内部に張りめぐらされた屋内配線から発生する電磁波(電場)をアース(接地)で抑制する特許技術です。
配線が入る床面や壁の内部に、電流が流れない特殊な導電性シートを施工し、そのシートをアースすることで、配線から発生する電磁波が室内に干渉しない、安心安全な環境を作ります。シンプルな施工方法のため導入が容易で、施工コストも抑えられます。
電磁波の基準値は、世界で最も厳しいスウェーデンのガイドライン(※)を参考に制定し、一般社団法人日本電磁波協会(通称EMFA)の認定電磁波測定士による検査測定を実施します。

※EMFAセーフティガイドライン

EMFAセーフティガイドラインは日本電磁波協会が日本の実績に合わせて策定した、日本独自の電磁波対策の安全基準です。世界一厳しいといわれているスウェーデンで1990年に策定された電磁波に対する安全基準「MPR-Ⅱ」、そして電磁波対策の先進国であるドイツで提唱された「バウビオロギー」など、海外の先行した規定事例をベースに、EMFA調査による国内住宅での電磁波発生実態、各種学術論文および研究報告書、そして日本の住宅事情等、実態に基づいた考察を加え、実現可能な最大限の限界値として設定されています。

メインルール

  • ルール1
  • 電場基準:床、壁、天井の6面が囲まれた空間において、床および高さ1m以下の壁面で電場が25V/m以下

  • ルール2
  • 磁場基準:床および3面の壁面で主要電線である幹線からの距離が60㎝以上かつ磁場が2.5 mG以下

  • ルール3
  • コンセント基準:アース付コンセントを(エアコン専用以外で)各部屋に1ヵ所以上設置

4つの環境要素

住環境における電磁波について、ヨーロッパ各国と日本ではガイドラインや一般的な認識の違いがあります。世界一厳しいガイドラインがあるのがスウェーデン。ドイツにはバウビオロギー(建築生物学)という概念があり、住まいの「4つの環境要素」の一つとして電磁波が挙げられ、寝室に限定した規定を設けています。
規制値さえない日本は、身体に負荷がかかる電気環境といえます。電磁波の影響を受けない暮らしを考えたとき、浮かび上がってくるのが「オールアース住宅」です。

4つの環境要素

オールアース住宅導入の必要性

1.電気の使用量の増加に伴う、屋内配線からの電磁波の影響
電気の使用量は50年間で10倍になりました。それに伴い、新築住宅で使われる屋内配線は950m以上と、40年前の建物と比較すると6倍です。生活環境の変化に伴って、電気の副作用である電磁波の発生源が、昔とは比較にならないくらいに増えているのです。現代の生活は電気配線の鳥カゴの中で暮らしているようなものです。

オールアース住宅導入の必要性1

家屋の電気設備の推移

家屋の電気設備の推移 家屋の電気設備の推移 ※これらの数値は(株)レジナが独自に調査を行った平均値です。
 <従来:築35年以上昭和53年以前)15棟の平均数値です。現在:新築5年以内(平成20〜25年)550棟の平均数値です。>
※表記している配線は一般的な単相2線及び3線の電力ケーブルのみを指しています。

2.木造住宅は特に電磁波が発生しやすい
鉄骨造やRC造は、地中梁や杭が構造体とつながっていることでアースの役割を果たすため、電磁波の発生が少ない傾向にあります。
木造建築の場合、基礎とは絶縁され、そもそも木という素材自体が電気を通さないため、躯体自体の電気の逃げ道がないことで、電磁波が建物に滞ってしまう状態をつくります。

3.電気のない生活には戻れない
電磁波を怖いからといって、電気を使わない生活にはもう戻れません。電気の恩恵を受けつつ余計なものだけを取り除くことで、安心や健康を手に入れるのが理想の暮らしです。それを実現するのがオールアースの技術です。

どうやって導入するの?

新築におすすめ

有機導電性スパンボンド

導電性の繊維「サンダーロン」が入ったオリジナルのナイロン繊維で、
① 2~500MHzの周波数帯を吸収。
② 導電性はあるが電流は流れにくい。
③ 通気性・耐久性に優れている。
④ 安全性に優れている。
⑤ 防臭・抗菌性がある。
⑥ 機能は半永久的。
という特徴があります。これを、床・壁の内部に施工することで電磁波をアーシング。内部に施工し、アースで逃すことができます。劣化や破損に強く、長い期間にわたって性能を発揮するとともに、内装や装飾に影響を及ぼすことがありません。

有機導電性スパンボンド

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リフォームにおすすめ

オールアースパウダー(電磁波対策用珪藻土)

MPパウダーという高品質な珪藻土に導電性繊維を配合した、世界初の導電性を持った珪藻土の塗壁材です。壁や天井の内側に施工するため新築時でないと導入が難しい「有機導電性スパンボンド」に対し、既存の壁紙の上に施工することができるため、新築後やリフォーム、賃貸住宅での電磁波対策として導入しやすいことが特徴。また、子供部屋だけ、寝室だけなど、部分的な環境改善をしたいという要望にも応えられます。珪藻土は天然素材で、吸放湿性・脱臭性・断熱性などに優れている点も嬉しいポイントです。

オールアースパウダー(電磁波対策用珪藻土)

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《 導入すると… 》

導入before

電磁波対策をしていないと、壁の中の電気配線やパソコン、電気、テレビといった家電製品から電磁波が飛び交います。

導入after

電磁波対策をすれば、
部屋中にあふれていた電磁波が
すっきり解消!

  • 《 導入すると… 》

  • 導入before

    電磁波対策をしていないと、壁の中の電気配線やパソコン、電気、テレビといった家電製品から電磁波が飛び交います。

  • 導入after

    電磁波対策をすれば、
    部屋中にあふれていた電磁波が
    すっきり解消!

  • 主な施工場所

    滞在時間と身体との距離

    電場は「直接触れ続け」、「長時間滞在する」ことによる影響が懸念されるため、そうした場所への施工を基本としています。具体的には、身体を休める寝室や子供部屋、リビングが対象となります。

    寝 室

    電磁波の少ない環境で
    寝ている間に身体を整え、回復させる。

    寝室

    子供部屋

    小さい子ほど
    電磁波の影響を受けやすい。

    子供部屋

    リビング

    長時間滞在してくつろぐ場所は
    影響を受けやすい。

    リビング

    オールアース導入の流れ

    土地選びの際、もしくは図面が出来上がってからの電磁波環境のアドバイス

    家の近くに高圧送電線などがあって不安なときには前もって測定します。

    導入決定後の工務店さんや大工さん、電気屋さんとの施工方法の打合せ

    図面をもとに、オールアース導入プランを作成提案します。

    施工途中の中間検査

    施工が仕上がる前に電磁波の数値を測定し、効果が表れているかチェックします。

    完成時の竣工検査

    新居の引渡し前に最終測定検査に入り、優良認定書の発行などを行います。

    お引越し、入居後のアドバイス

    日常生活で使用する家電を設置した際、アースがきちんと取れているかなどを確認します。

    全国、施工・導入対応可能!